甘栗倶楽部

好きななものを好きなだけ愛でます

20歳の記念に。お父さんへ。

明るい話しではありません。

ヲタク関係ないし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お父さんのことを話そうと思う。
私のお父さんは4年前に亡くなった
ALSという難病だった。
ALSって言うのは少し前に流行ったアイスバケツチャレンジのやつ。各界の有名人がしてるのはまあ何となく分かるとしても、そこら辺のYouTuberがしてるのはほんとに頭にきた。そんなことしたぐらいじゃあの病気の辛さが分かるわけない。
私が小6ぐらいの時からお父さんはなんか足が重たくて使えないと病院に行き、その時は診断ができなくて病院通いぐらいだった。
でも中一ぐらいから本当にお父さんはどんどん動けなくなって杖を使い始め、車椅子を使い始め、、、その頃にはALSという病気も分かっていた。
治療法はない。進行を遅めることぐらいしか出来ない。ALSの進行は人それぞれだから親指だけ動くとかいつ死ぬかもわからない。
中一の秋頃お父さんは入院し始めた。そしてその頃運悪くお母さんも入院した。お母さんは乳がんだった。まだステージは早くなかったので手術すれば完治できる状態だった。そしてお父さんもお母さんも入院してお母さんが戻ってくるまでの間は祖父母が見ることになって。
解釈が合わなかったりでその時初めて祖父母を嫌いになった。ごめんね。今は大好きよ。
その時初めて登校拒否した。あと、中学校初めての運動会は両親は来れず、祖父母と兄だけでほんと死にたかったよ。ウケるね。
その頃は本当に辛かった時期で、家に帰ると両親はいなくていつもの大好きなお母さんの料理じゃないし、学校に行くと勉強に置いていかれて、部活も全然できなくて私の居場所はなかった。あのころほんとによく頑張ったと思う。

抗がん剤治療のお母さんはずっと辛そうで頭の髪の毛も全部抜けて、副作用で吐いて。
私に出来ることはひとつもなくて、学校でひとつでもいい成績でも見せれたら良かったのにね。

お母さんも退院して病院には通うけどとりあえずもう安定していた頃は、私は何か吹っ切れて学校行くのを嫌がった。不登校の始まり。笑
もう嫌だったなんか。ずっといい子のふりしてるのには無理がきて唯一悪いことをしているみたいで。でもまあそれがプレッシャーになって死にたかったんだけど。
死にたかったよ。毎日。毎日お母さんに学校行く戦争して怒られて。毎日「どうして学校に行かないの?」って聞かれても理由があるわけでもなく行きたくないんだもん。

お父さんの介護と自分病気が万全でもないのに本当にこんな迷惑かけて本当に申し訳ない。本当に。何回でも謝る。


まあ次第に学校には行けるようになったころお父さんは病院の入院をやめて、自宅療法になった。もう施すことがないので進行を遅めることしか方法はなくなったから。

その頃のお父さんは喋ることは出来てもあとはほとんど動かなくなってて、ご飯もトイレもお風呂も人の力でしていた。

たまにお父さんに呼ばれてお父さんを見ると細くなった足や、動けなくてどこにも出来ない怒りをぶつけていたことや、お母さんがトイレの始末をしていたこと。
見るのが辛かった。
私が知っているお父さんは強くて大きくて怖くて威厳があって。だからね、思春期もあってあまりお父さんと話すことはなかった。今、本当に後悔してる。


そしてある夜ちょっとした事でお父さんと口喧嘩した夜お父さんは亡くなった。寝ていた私にお兄ちゃんが「お父さんが死んだよ」って伝えてくれた。私は寝起きだから「うん」って返事して、誰もいない私の部屋のベットで死ぬほど泣いた。ずっと泣いた。勝手に涙が出た。

そして起きてお母さんやお兄ちゃんは葬式の準備をしていて、お父さんを見るともう生きてなかった。本当だった。夢じゃなかった。

そうしてあまのじゃくの私は人に同情されるのが嫌だったから普通のふりをした。いつも陽気な私を

そして葬式当日いろんな人がきた。お父さんの務めていた小さな会社の社長は泣いてた。お父さんが嫌ってた?相手なのにお父さんのために泣いてた。

私もそこら辺までは余裕だったんだけど、友達や先生が来てくれて、大丈夫?って聞いてくれて、大丈夫だよって答えたとき、私の1番仲いい子泣いていた。私を思って泣いてくれていた。私の溜めていたやつ全部出た。泣いちゃった。笑

お父さんにはたくさんの人がきた。すごいなって思った。

まあそこから紆余曲折あって今に至るけど、今お父さんともっと話せば良かったって思う。お父さんも面白い人生だったから。お父さんの温かみはお父さんにしかないし。今だから大好きだって言えるし。ありがとうとかそんな言葉じゃなくて。
お父さんは私の今進んでる道に喜んでくれているだろうか。大学が受かってなんとか1年乗り切れたことや、素敵な友達が出来たこと。毎日なんだかんだ楽しいこと。

いっぱい話したい。いっぱい。お父さんは今私の近くで私のことみてくれてる。大丈夫。ありがとう。

お父さん本当に大好き。お父さんは私の20歳に何してくれる?今でもお父さんが唯一参加出来た東京旅行の時私たちのことを楽しそうに写真をとる姿を思い出すよ。

ありがとう。ありがとう。ありがとう。


お父さんの子に生まれて良かった。

 

 

 

 


これを読んで私が伝えたいのは、周りの人を大切にして欲しいってこと。私ももちろんそうします。

あと、私のこと同情しないでください。
同情1番嫌いだから。その為に書いたわけじゃないし。